勉強時間について

中学受験勉強法
中学受験勉強法を考える中で、1日にどの程度勉強時間を設ければよいのか気にする親御さんは多くいらっしゃると思います。
場合によっては「何時間必要です」と言い切る方もいらっしゃいますが、これを子供に押し付けるのはなかなか負担が大きそうです。
ちなみに、成績のよさと勉強時間を比べると、成績の良い子ほど勉強時間は短いといえます。
頭がいいからこそ勉強時間が短いと考える人もいるでしょうが、結局のところ受験中学に合格するのは頭のよしあしではないでしょう。
受験では「90点以上の人が合格する」ではなく、「上位何名が合格する」という相対評価で合格が決まります。
つまり、ほとんどの人が解けない問題は解く必要がないのです。
勉強で重要になってくるのは、いかに基礎ができているかです。
そのため、勉強は弱点の克服にあります。
弱点を重点的に学習させ、勉強時間は短いほうが、子供にとっても負担なく、やる気が出てくることでしょう。
長時間だらだら勉強を続けるのではなく、短時間で弱点だけを克服するといった方が、成績は上がるといえるでしょう。

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