長い受験生生活・受験生の親生活もいつまでも続くわけではありません。
いずれ受験の日はやってきます。
その時、これまでの苦労・努力が実を結ばなければ、何にもなりません。
いよいよ明日が試験日という時、何をすればよいでしょう。
これは何よりも体調が大事です。
これまでと同じ一日を過ごし、早めの就寝が良いでしょう。
寝る時間を早める分、勉強時間は減らしましょう。というより、前日に勉強する必要はありません。
直前になってじたばたして問題集に挑戦し、思わぬ難問に当たって自信を無くしてしまったりすると、かえって悪影響です。
これまでの勉強で、どうしても気になっているところの確認などを、短時間に済ませると良いでしょう。
勉強よりも、持ち物のチェックやスケジュールの確認・行動のシミュレーションを行いましょう。
チェックリストを作って備えることがお勧めです。
□受験票
受験票が無くては受験できません。
複数併願している場合は違う学校の受験票と間違わないように、注意しましょう。
□筆記用具
濃い目(HB,B等)の鉛筆を1ダース程用意しましょう。
新品ではなく、使い慣れた鉛筆が良いでしょう。実力を発揮するには、できるだけ普段に近い環境が望ましいためです。
受験当日の1週間から1か月前には当日用の鉛筆を使い始めるようにすると良いですね。
なお、シャープペンシルは故障や芯切れなど余計なトラブルを起こす可能性があるので、避けるべきです。
また、消しゴムも複数用意してください。
落としたりした時、拾えない事もありますし、なにより拾う時間がもったいないですし、落としたショックで焦ることを防ぐことが出来ます。
そういう意味では、使い古しの丸く転がりやすい消しゴムは避けましょう。常時握る鉛筆と違い、こちらは新品でも構いません。
ただし、必ず事前に少し使って、きちんと消えるのを確認しましょう。
□服装
試験場によっては上履きが必要になることがあります。
また、冬期ですので防寒はしっかりしましょう。
試験開始時に手がかじかんでうまく書けないなんて事になったら、泣くに泣けません。
カイロを使って手を暖めておくのも有効です。
□その他
定規、三角定規、分度器、コンパスといった器具も用意しましょう。
試験では何が必要になるか判りません。
□保護者
お子様の将来を左右する初めての受験です。
出来る限り付き添ってください。
そして保護者の方には大事な仕事があります。
用意した品物のうち、不要なものや持ち込み禁止の物があれば、引き取るのです。
受験は1回勝負ですから、現地に着いてから「あれが足りない」「これが無い」なんてことにならないよう、使いそうなものはできるだけ用意していくべきです。そのため、持って入れない物が出る可能性がある訳です。
当日は早めに出発しましょう。
冬は交通機関が遅れたり道路状況が悪くなりやすい季節です。
特に雪が降る場合は注意しましょう。
そして、試験場(学校)に着いたら、あわてず騒がす静かに行動しましょう。
学校によっては、試験場での行動も「面接」としてチェックする場合があるためです。
あとは勘違い※に注意しつつ普段の実力を発揮すれば、努力は報われるでしょう。
※勘違いしやすい問題
正しいものを選ぶ/正しくない物を選ぶ
答えの文字・単語を記入する/番号を選んで記入する
算数や理科での「単位」
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